みやぎ「赤旗」自然・山愛好会


         

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やってきた!春、太白山

2月18日(土)昼さがり、太白山遊歩道(見晴らしの道、憩いの道、出会いの道)の ぶら歩きを楽しんだ。

途中の道沿いの空地や畑のあちらこちらで、「フキノトウ」や「オオイヌフグリ」がしっかりと姿を見せている。「ヨモギ」も数 に伸び、「ニワトコ」の新芽も芽吹いている。さて山は如何にとちょっと期待が膨らむ。

沢筋、北側斜面、遊歩道などのあちこちに雪がまだらに残る。低い里山ながらもやっぱり山ではある。でも、快晴•無風•ポカポカの10度超え、ぶら歩きにはもってこいだ。

太白山で春の初陣で開く花は、「セリバオオレン」「マンサク」「ショウジョウバカマ」の三花だ(つづいて「マルハダケブキ」の若葉が3cm 程に伸びると、「カタクリ」 「シュンラン」「イチゲ」「ニリンソウ」「ワサビ」「ユリワサビ」などの花も開きだす)。如何に暖冬とは言え、どんなに目を凝らしてみても、さすがに三花のいずれも花をつけていない。ただ「セリバオオレン」の葉はみずみずしく新鮮で、「ショウジョウバカマ」の緑も鮮やかで中央部にしっかり蕾を出している。どちらも春に向かってスタンバイ、 太白山そして山々、今年も春は始まった!

参考までに太白山の初春の花の見所マップを添えました。

2,023年2月19日(日)

(a)  見晴らしの道(①)•••「マンサク」が最もよく咲く。抜け道のニの両側は

ショウジョウバカマ」の群生地で大物も多い。

(b)   いこいの道(②)•••左斜面は、「シュンラン」が最も多く咲く。出会いの道の

合流地の手前の急坂は「カタクリ」の群生地、ただし小型

(c)        出会いの道(③)•••ロー帯は「セリバオオレン」の大群生地、道の右側斜面

100 以上にわたり雪が積もったかのようになる。ハの右側は「ショウジョウバカマ」が多く咲く。

(f)太白の道(④)•••初春の花は不毛、5月の「ヒメシャガ」、秋の「センブリ

(e)  林道周辺、神社より標高の高い場所、抜け道(地図に記されていない抜け道が多くある)は一部(地図上のイ、ニなど)を除き全く不毛

(f)  「カタクリ」はホの蝶の広場やへ地域(開花面積が大きい)、及びセンター広場 (大型)、そしてイ地域(太白山で最も早い)でも咲く

「イチゲ」「ニリンソウ」「ムスカリ」「オドリコソウ」などはセンター周辺で最も多く 咲く。「ワサビ」や「ユリワサビ」は笊川の岸辺に多く咲く。